2011年9月23日金曜日

(1228)国を相手に訴訟を ダム建設事実の公表を

  チートゥシェイン氏のブログ「ミャンマーのタイムリー情報」を見ていると、「国を相手に訴訴を ダムの影響・事実の公表を!」というのがあった。エヤワディ川源流のメイカ川とマリカ川が合流する地点、ミィッソウンに建設計画中のダムに関する正確な情報の公表を求めて、今回の選挙に出馬した議員ら5人が原告として政府を起訴するという。2008年憲法によれば、国民は連邦最高裁判所を通して、自らの権利について国に訴訟を起こす権利があるとしている。建設は中国エネルギー投資公司が投資しリードしており、6000メガワット発電でき中国側に輸出される。既に1600人の署名を集め、9月1日にテインセイン大統領宛に郵送してある(以上概要)。この計画は軍事政権時代に中国と協定して進めているもので、いまになって反対運動を起こしても、中止は無理であろうが、民主化政治への一歩ともいえよう。

2 件のコメント:

  1. 裁判の今後の推移が注目されますな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    もちろん裁判では国側が勝つでしょうが、このような議論ができるようになったことが驚き、民主化はある程度進みそうです。(N)

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