2011年9月2日金曜日

(1207)ルポ:未知なるミャンマー

  8月30日の毎日新聞6面に、「ルポ:未知なるミャンマー」が掲載されていた。今回の見出しは「軍政幹部、女装で厄払い」、「占師がお告げ:女性政権誕生」、「スーチーさんにおびえ」、「国父将軍も人気衰えず」と沢山並んでいる。占師が「近く女性による政権が誕生する」と政権幹部に告げ、それを信じた幹部らがロンジー姿で女装し、いったん女性政権ができたことにして、「厄払い:ヤダヤ」が済んだということらしい(注:ちょっと信じられないがホントらしい)。街を歩いてもスーチーさんのポスターも、書物も見られない。でも国父でありスーチーさんの父でもあるアウンサン将軍の人気は高い。書店街を覗くと、将軍の伝記が露店でも一日100冊は売れるという。一方で、政府は紙幣に印刷されている将軍の写真を別の絵柄に変えだした。娘のスーチー女史におびえてる。 このシリーズは今後も随時掲載されるようだ。

2 件のコメント:

  1. アウンサン将軍の人気が高いのは、誠に喜ばしい。
    スーチーさんの立場も、徐々ながら高まってほしい!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ビルマの場合、建国の父の娘が反政府リーダーという、奇妙なねじれが生じており、物事が単純には進まない様子、最近、政権側がスーチー氏に擦り寄ってきているが、これはゼスチュアであろう。政治囚2000人の釈放を政権側が受け入れれば、そこから新しい道が開けるのだが。(N)

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