2011年9月4日日曜日

(1209)結果待ちの難民申請者は2000人

  8月27日の読売オンライン(関西発)によると、日本への難民申請者のうち、結果待ちは2000人。昨年難民申請した外国人は1202人であり、10年前の5倍、難民申請中の外国人の就労は認められず、法務省は申請者の生活困窮が治安悪化にもつながりかねないとして対応を検討している。昨年の申請者は、ミャンマー人が最多の342人、次がスリランカの171人、07年以降両国で政情が悪化し、同じアジアの日本に頼る傾向が高まっている。一方認定審査の期間は母国での迫害の有無を慎重に見極めるために、1-2年かかるという。このような結果待ちの申請者は2000人、生活保護も受けられない。法務省は08年以降ミャンマー人を中心に、毎年300人以上の在留を人道的措置として特別に許可、さらには第三国定住制度も導入している。スリランカの一人は、「日本にいても、帰っても地獄」となげく。

2 件のコメント:

  1. 相変わらず多いですな。
    今後とも、法務省の尽力に期待したい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    法務省は難民申請の審査期間を短縮したというが、結果待ちは増える一方、審査体制に問題はないのか。(N)

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