2011年5月22日日曜日

(1104)国連が指摘する 移住者の人権問題③

  ●被収容者の多くは様々な疾病に苦しんでおり、適切な治療を受けていない。●本国送還中のガーナ人が成田空港で死亡した事件は暴力による可能性を懸念する。●子どもを含む家族の収容、送還に問題がある。●日本は子ども最善の利益の原則を確保し、子どもの権利条約を見直すこと。●子ども移住者の教育の権利が認められ、法によって保証されること。また高校進学に関する特別準備プログラムなどを設置すること。●障害を持つ子ども移住者は、日本人の子どもと同程度の適切・適時の支援を受けること。●政府と自治体は外国人学校への財政的支援を増加すること。●日本は移住者が日本語を学習する機会を与える努力を増やすこと。●収容を限定するための明確な要件を設置すること(以上要約)。私はビルマ人への日本語教育や難民(申請者)支援活動を14年間続けているが、思い当たる点が多い。

2 件のコメント:

  1. いい提言なので、日本政府も現状に即した最善の方法を、速やかに実行してほしい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私もいい提案だと思っていますが、日本政府は動きませんね。政界の中に「外国人嫌い」の思想がはびこっているんですね。日本人ってそんなに立派なのかなあ。(N)

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