2011年5月15日日曜日

(1097)ビルマ今週のニュース(1115号)

  BURMAINFOのニュースから抜粋。 ★国連のナンビア特別顧問が11日からビルマ訪問、外相やスーチー氏と会談、新政府発足後初の訪問であり、人権団体などでは、ビルマ政府が自らの信用性を高めるために訪問を利用すると批判。 ★ビルマ政府が2014年にアセアン議長国になる意向を示したことについて、7・8日開かれたアセアン首脳会議では結論は出なかった。 ★在日ビルマ人約90人が1日、宮城県石巻市と多賀城市で泥かきや清掃、炊き出しを行った。またNDBは12日、集めた寄付金146万円を日赤に手渡した。 ★英国ビルマキャンペーン:国軍が停戦を破り北部シャン州で戦闘が続く。 ★カレン州人権グループ(KHRG):カレン州パプン地区で国軍とカレン民族武装勢力の戦闘で食料不足を指摘。 ★ビルマ民主の声(DVB):有罪判決を受けた映像記者(VJ)17人の解放を求めた。

2 件のコメント:

  1. やはり辺境地区は、不穏状態ですな。
    こういう状態は、はてさて、いつまで続くのかしら…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    現在の政権の中枢はビルマ族が握っています。しかしイギリス統治時代は、カレン族などの少数民族が政治をリードし、ビルマ族は小さくなっていました。
    また48年に建国したとき、アウンサン将軍は少数民族の自治を認めました。
    現在軍政は自治をほとんど認めておらず、このため辺境地区では争いが続いています。辺境地区の自治権を大幅に増大しない限り、紛争は続くでしょう。(N)

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