2011年5月6日金曜日

(1088)読みました 「ビルマ戦線ピカピカ軍医メモ」②

  (2011年5月6日)
  昨日から続く。ビルマ領に入った狼兵団は列車でモールメンを経てペグー近くのチャウタンへ、ここが最初の目的地ですぐペグーにあった廃屋に狼第四j野戦病院を開設、そばに慰安所も作った。私は慰安所の詳細をこの本で始めて知った。ここはビルマ戦線の最後尾であり、前線から多くの傷病兵が送られてきた。軍医は歯科医や耳鼻科医を含め7人いたが設備は必要最小限のものであり、チフス、ペスト、コレラなどの伝染病患者が多く、手術も連日行われた。一方軍医は地元住民に対する宣撫工作も担当、街中の住民とも仲良くしていた。ビルマ住人は総じて親日的であり、片言の日本語を喋る人も多かったようだ。戦況が不利となり、ペグーを撤退、再びチャウンタウンへ。木村兵太郎司令官がモールメンに立ち去ったとき放置されたチャンドラボース氏一行と会う。日本が敗戦、日の丸を燃やす場面で終わる。

2 件のコメント:

  1. えーっ もう読み終わったんですか!
    早いですねー!

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  2. stさん
    私は一気に読まないと前に書いてあったことをすぐ忘れるたち、仮に一週間前に読んだところは、たぶん殆んど忘れていてもう一回読み直すでしょう。ゆっくり読めるということは頭がいい証拠です。うらやましい。(N)

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