(2011年5月6日)
昨日から続く。ビルマ領に入った狼兵団は列車でモールメンを経てペグー近くのチャウタンへ、ここが最初の目的地ですぐペグーにあった廃屋に狼第四j野戦病院を開設、そばに慰安所も作った。私は慰安所の詳細をこの本で始めて知った。ここはビルマ戦線の最後尾であり、前線から多くの傷病兵が送られてきた。軍医は歯科医や耳鼻科医を含め7人いたが設備は必要最小限のものであり、チフス、ペスト、コレラなどの伝染病患者が多く、手術も連日行われた。一方軍医は地元住民に対する宣撫工作も担当、街中の住民とも仲良くしていた。ビルマ住人は総じて親日的であり、片言の日本語を喋る人も多かったようだ。戦況が不利となり、ペグーを撤退、再びチャウンタウンへ。木村兵太郎司令官がモールメンに立ち去ったとき放置されたチャンドラボース氏一行と会う。日本が敗戦、日の丸を燃やす場面で終わる。
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えーっ もう読み終わったんですか!
返信削除早いですねー!
stさん
返信削除私は一気に読まないと前に書いてあったことをすぐ忘れるたち、仮に一週間前に読んだところは、たぶん殆んど忘れていてもう一回読み直すでしょう。ゆっくり読めるということは頭がいい証拠です。うらやましい。(N)