2011年5月19日木曜日

(1101)首都ネピドー近くで爆弾爆発

  今朝の毎日新聞や読売新聞は、ミャンマーの新首都ネピドー近くで、列車の屋根に仕掛けられた爆弾が爆発、乗客2人が死亡、9人が負傷したと報じた。政府当局者は、AFP通信社に対し、東部カイン州(旧カレン州)で反政府武装闘争を続ける少数民族勢力「カレン民族同盟(KNU)」の犯行との見方を示している。ビルマでは反政府武装勢力によると見られる爆発事件がたびたび起きているが、警備が厳重な首都近郊での発生は異例。ネピドーにはアメリカのユン国務次官補代理(東アジア、太平洋担当)が爆発当時ネピドーを訪問中だったが事件との関係は不明(以上概要)。一部報道ではネピドーでの爆発事件は初めてとあったが、2008年1月11日には駅トイレで1名死亡の爆弾爆発事件があった。いずれにせよ、一般市民を巻き添えにする悲惨な事件であり、民族間の怨念の恐ろしさをひしひしと感じる。

2 件のコメント:

  1. 爆弾テロは、困りますな。
    でも、ここ暫くは止むを得ない…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    カレン軍が犯人と指摘されていたが、カレン軍はこれを否定、関係ない市民が犠牲になるのは憂鬱。(N)

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