2010年2月24日水曜日

(654)難民申請者の歯 無料で診断開始

(2010年2月24日)
  今日の朝日夕刊に標題のような見出しが躍っていたが、このニュースは既に他の方からも流れていた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所と鶴見大学(横浜市鶴見区)が、難民認定を申請中の外国人に無料で歯科診療をする共同プロジェクトを23日から始め、ビルマ出身者など5人が早速診察に訪れたというもの。診療費用は鶴見大学が全額負担し、国民健康保険が適用される範囲と同じ検診や治療をする。この窓口はNPO法人「なんみんフォーラム」が担当する。UNHCRによると「働けず、健康保険に加入できない難民申請者が歯科治療の費用を負担することは難しい」としている。なお診療は鶴見大学歯学部付属病院で毎週木曜日8名まで診療。(以上要旨)。このようにUNHCR、大学病院、NPOが連携するのは日本では珍しく、利用者数も多いと思われるので、この新規事業の成功を祈る。

2 件のコメント:

  1. なかなか良いニュースですな。
    こういう計画が、除々ながら増えてきますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    そうですね。「難民」ならばなんとなくわかりますが、「難民申請者」となると、どういう境遇の人かわかりにくいですよね。着眼点がとてもいいと思います。(N)

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