(2010年2月4日)
昨日は水曜日、例によって品川の入管で女性10人と面会した。その際駅で買った読売新聞の記事「ミャンマー難民、法務省が面接」、「第三国定住制度90人受け入れ」という見出しの記事をガラス越しに見せ、来日希望者が少ないことに対して意見を聞いた。「アメリカやオーストラリアは実績があり信頼できるが、日本は未知なのでなんとなく不安」、「海外で住みたい人は既にみな出て行ったので残っている人はいまいるところを離れたくない」、「私たちが日本に来て難民申請しているが、収容されたり就労できないなど苦労が多い、こういう情報が現地に流れているのでは」という回答があった。いずれも的を射た意見であり、これらは長い間「難民鎖国政策」を続けてきた日本政府の責任であろう。同時に「今度来る30人が優遇され私たちとの間に格差が生じることが不安」との発言もあった。入管当局は頑張ってほしい。
環境、立場の違いにより、色々といい意見が出ますな。当然の事ながら、関係当局は熟慮しながら前進してほしい。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除ビルマ難民の第三国定住問題で、希望者が極端に少ない点については、いままでの「難民鎖国」政策の結果かと考える。
法務省入管は反省すべきと思いますよ。(N)