2010年2月23日火曜日

(653)入管収容ビルマ人への日本語教育

(2010年2月23日)
  いま東京入管に収容されている女性ビルマ人は来日3年以上の人が半数以上を占めている。このため彼女らの日本語会話はまあまあの人が多い。よくビルマ人と面会するときはビルマ語で話しているのと聞かれるが、そんなことはない。日本語で話してだいたい通じている。私は一度に3・4人と会うことが多いので、もし日本語がわからない人がいても誰かが通訳してくれる。このように日本語の会話は上手なので、3級、4級の日本語の問題を差入れているが解答がなかなか返却されない。催促すると小さな声で「読めないんです」と。私は今まで何回もこのことで失敗している。そこでこれからはまず試験問題4級を差し入れ、その結果に従って、次から差し入れる教材を選択することにした。収容期間は約4ヶ月ちょっと、暇な時間がいっぱい有るから、出所するまでにぜひ上手になって、気楽に日本人社会と仲良くね。

6 件のコメント:

  1. 先生

    私の時そうしてもらいたかったけとね。ミンガラ会報も嬉かったけと。いろいろとありがとうございました。

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  2. 匿名さん
    ゴメンね。今度収容されたら最初から教えてあげるね。でもお名前がわからないなあ。(N)

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  3. なるほど、収容期間を有効活用して、日本語の読み書きが上達すれば、最高ですな。
    K.A.

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  4. k.a.さん
    仮放免で解放されるとみなとても忙しくなります。それに収容中何もしないとストレスがたまり、健康にもよくないです。まさに一石二・三鳥。(N)

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  5. 先生名前教えます。エィちゃんの母です。(NHH)

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  6. HHさん
    まさかHHさんとは気がつきませんでした。
    日本語の上手な方に教えるなんて、とんでもありません。特に最近は難しい日本語をどんどん使っていて、私がビックリしてます。忙しいのにどうやって勉強してるのかしら。(N)

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