2009年11月30日月曜日

(568)噂 来年はもっとギスギスするか

(2009年11月30日)
  ビルマ問題の正念場は来年だとよく言われる。来年になるとビルマにも形だけの民主化政府が誕生し、日本を始め多くの国が承認することになろう。最近、入管に収容されているビルマ人にも「来年民主化政府に変わるのだから早く帰れ」と入管職員にいじめられているとの噂も出ている。私はこの噂の真偽を確かめるべく入管を訪問して難民申請関係の担当部署を訪問、受付にいた女性職員がいったん中に入り、少し偉そうな男性職員が現れた。話の筋を伝えると「来年ビルマに民主化政府ができるなんて確認もされていないのに、早く帰れなど言う筈がない」と否定された。また知人のビルマ人が収容されたとき、入管職員3・4人に長時間囲まれ何回も脅迫的な言動で帰国を促され、帰国する欄に署名してしまったと話したことがある。これらが単なる噂なのかどうか、来年になるともっとギスギスして来る予感がする。

2 件のコメント:

  1. 大きな変革には、色々と流言飛語が流されますな。
    とにかく、国際的に認知された民主化国家が、早急にできるよう、祈りましょう!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    アメリカの力が弱まっている現状では、「国際的に認知された民主国家」が来年たぶん誕生するでしょう。
    ビルマ国民も、真意は別として、来年の選挙結果を認めるでしょう。
    2010年はいやな年になりそうですね。(N)

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