(2009年11月17日)
昨日の各紙は、シンガポールで開催されたオバマ大統領とアセアン10カ国の首脳同士の会談の様子を大きく報じていた。その中で注目されたのがビルマに対するアメリカの姿勢の変化だ。朝日新聞の見出しは「オバマ氏、軍政に直談判 スーチーさん解放を要求」とあり、テインセイン首相は何も返答せず、米国の関与政策を歓迎するとの発言にとどまったと報じた。一方読売新聞は「米スーチーさん解放要求も ビルマ歩み寄らず」とあり、軍政の出方は依然として曖昧で、米国の思惑通りに進むかは不透明としている。同時に「中国の後ろ盾がある限りスーチーさんを含む様々なカードを簡単には切らない」との見方を紹介していた。私はこの両者の主張のぶつかり合いの結果に興味を抱く。しかし、最近アメリカばかりが出しゃばっているが、我が日本政府もビルマ問題をリードするチャンスだと思う。最近政治が面白いな。
スーチーさんは、本当に気の毒ですな。
返信削除早く朗報が聞けますように!
K.A.
k.a.さん
返信削除スーチーさんはそれなりに頑張っていますが、朗報はちょっと無理ではないでしょうか。やっぱり中国の影響が強すぎますね。(N)