(2008年9月30日)
一昨日の読売新聞に「スーチーさん不在のNLD結成20年」「民主化ムード停滞」という見出しで、サフラン革命1年後のNLDの状況が報じられていた。最近解放されたNLDの元幹部ウィンティン氏が「スーチーさんによる指導を支持する」と発言したが、肝心のスーチーさんは自宅軟禁中。軍政側とスーチーさんの対話は行き詰まり、軍政側は自分達に都合のよい憲法を国民投票で成立させた。このまま行けば総選挙でも軍政側政党が勝つであろう。一方国連はこの憲法をなんとなく容認した形となり、スーチーさんは怒り心頭、ガンバリ氏との面会を拒否した。市民の間でも「スーチーさんは好きだが政治家ではない」とか「NLDがいう90年総選挙で選出された国会の召集は非現実」という意見も多い。さらには「完全な自由は混乱を来たすだけ」との意見も若者の間で出だしているという。NLDはまさに八方塞がりの様相だ。
確かに、スーチーさんは政治家ではないですからねえ…
返信削除軍政もトンデモ政府ですがNLDも長年の見えない鎖で縛られた影響が出てきたとあっては、現政府とNLDが戦ってどちらかが政権をにぎるというのではなく、別の方法はないものでしょうか…
それにしても世代の差、というものは当然ながら、出てくるものですね。
stさん
返信削除今まで軍政が悪い政治を続けてきたので、何かきっかけがあれば、民衆は大爆発するでしょう。
なお、この読売報道に対して、日本のNLDはどう発言するのでしょうかねえ。(N)
そろそろ、両者和解の時期かも知れませんね。
返信削除何れにしても、スーチーさんの体力、精神力に期待しています。
K.A.
k.a.さん
返信削除両者和解は当分無理でしょう。もしここで和解するとしたら、全面的に軍政側の勝利となります。ここは、スーチーさん側が、じっと我慢して、国民の蜂起を待つのがいいかと思いますが。必ずこのチャンスが来ると思いますよ。(N)