2008年9月13日土曜日

(125)スーチーさんのガンバリ勝ち?

(2008年9月13日)
  このブログでは、何回もスーチーさんのハンスト問題を取り上げたが、昨日の朝日夕刊に、「スーチー氏に軍政側 『譲歩』案 食料拒否受け」と出ていた。スーチーさんの軍政側に対する抗議内容は「軟禁に法的根拠がない」、「使用人の外出制限」、「医者の往診回数の減少」などであったが、今回の軍政側の回答は、「英国に住む息子からの手紙の受取りや英文雑誌の講読」、「使用人2人の行動の自由」など。ちょっと食い違っているようだがまあ軍政側が国際世論に配慮して一部譲歩した形。これを受けてスーチーさんは食料の受け渡しに応じる考えを示しているという。しかし肝心の「軟禁」状態の解決はなく、更には「国連への抗議」すなわち軍政側が作った憲法案を国連が認めたがごとき発言に対する解決はなされていない。東京でもスーチーさんのためのハンストが続いており、もう少し頑張って欲しいと思うが。

2 件のコメント:

  1. 国際世論を考慮して、軍政側が、スーチーさんに配慮している様子。まずは一安心。
    でも、もう少し親身になった国連の対応が切望されますな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    軍政がほんの少し譲歩して、一件落着にしようとしてる魂胆が見え見え。国連の動きも鈍すぎますね。ただ、東京でのビルマ人活動家によるハンストが、世界的に見て少し効果があったと思います。(N)

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