2008年9月18日木曜日

(130)1回目と2回目の収容期間

(2008年9月18日)
  警察や入管によって不法残留などの理由で入管に収容され、かつ難民申請をしたビルマ人は、いったいどのくらいの期間収容施設に入っているのだろうか。 昨年秋までは、1年前後というのが普通であったが、その後は、4ヶ月前後と変わってきた。このように初めて入管に収容された人を1回目の収容者としよう。その他にいまから2.3年前に2ヶ月間収容されたビルマ人難民申請者が、最近少しずつ品川入管に再入所している。2.3年前の収容時は保証金の支払いもなく出られたので、2回目の収容では、仮放免申請書を出し、保証人を立て、30万円の保証金を提出しなければ出られない。入管サイドが、1回目の収容者とバランスを取っているように思える。このような2回目の収容期間は大体1ヶ月前後で、合計約3ヶ月となる。短くなったとはいえ、3ヶ月~4ヶ月という長期間の拘留は、人権問題に絡んでこよう。

4 件のコメント:

  1. 善良な難民の場合、もう少し改善して欲しいですな。
    今後の一層の好転を祈ります。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    入管の中には、難民申請者の多くが『偽装難民』であるとの認識が強く、彼らを排除することが国のためである、と考えているようです。そもそも排除する役所と、難民を受け入れる役所が同一の役所であるということが間違っていると思います。

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  3. 保証金って、なんですか、と問いたいですね。
    偽装難民かどうかは保証人・保証金の有無にあまりかかわらない気がしますが。

    品行方正な人は、日本国民のお手本や日本の力ともなると思うんですが…ねえ。

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  4. stさん
    同感ですね。刑事事件の場合は、殺人だったら12年とか、窃盗だったら1年とか決まってますが、入管に収容されたら、その収容の期間がまことに不明確で恣意的、そもそもどういう理由で収容・拘束されるのかも甚だ不明確、保証金も100万円だったり、30万円だったり、思いつきで決まるみたい。品行方正で善良なビルマ人は、どんどん「難民」や「在特」に認めてあげたいですね。

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