2008年9月4日木曜日

(116)品川入管でミンガラバー

(2008年9月4日)
  私は、入管に収容されているビルマ人への面会活動を続けて既に12年、十条入管、品川入管、牛久入管と変わり、牛久にビルマ人がいなくなったのを機に、品川入管に戻ってきた。昨日も品川入管を訪問したが、先週入ったばかりの人も、4か月ぐらい過ぎた人もいる。誰が収容されているのか分からないので、面会の都度、新しい収容者の名前と部屋番号を聞きだす。もちろん初対面の人ばかりだが、幸い日本に長く滞在している人が多く、日本語での会話であまり不自由は感じない。彼らの最大の希望は当然のことながら早く外に出ることだが、我々の力ではどうすることもできない。1回目の収容者は大体4ヶ月前後、2回目の収容者は1ヶ月前後収用されている。取調べや、必要書類を提出した後の時間は、寝て、食べて、ごろごろしてるぐらいだ。その間の彼らの衣食住の経費はすべて我々の税金だ。空しさを感じる。

2 件のコメント:

  1. 長年の真摯な努力に対し、まずは脱帽!
    そして、こういう地道な活動が、早くかつ大きく実りますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私のモットーは、感謝、笑顔、そして継続です。7年間毎週花屋で花束を買い、母のベッドに飾ったことを思い出します。(N)

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