2008年9月8日月曜日

(120)20年前の今日 ビルマでは

(2008年9月8日)
  ここ何回かスーチーさんのハンスト問題を同時進行形で論じてきた。スーチーさんのハンストの狙いはいまだ不明確であるが、結局の所、国連からの真の協力を期待し、かつ、軍政への不満、特に自身の自由を訴えているようだ。このようなスーチーさんの行動に同調して、東京渋谷の国連大学前で5人のビルマ人が、今日(9月8日)から72時間のハンストを実施するとのニュースが飛び込んできた。9月8日といえばいまから20年前、スーチーさんが時のマウンマウン大統領に対して、複数政党制の樹立を訴え、回答がなければゼネストに突入するとした日である。当日の日本の各紙は大きな見出しで、「国軍に大きな動揺、今日最大のゼネスト」、「国軍が騒乱誘導」、「再び大規模流血も」、「軍、警察に発砲命令」、「日本人家族帰国へ」、「首都で数十万人集会」など。軍事政権はこの20年間、何も学習していないようだ。

2 件のコメント:

  1. 本当に、早急な国連の支援が必要ですね。
    スーチーさんに神様のご加護を!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    国連に中国、ソ連が入っている以上、スーチーさん支援はなかなか進みませんね。隣のタイもおかしいし・・・・。(N)

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