(2008年8月23日)
私は品川入管に行くと、ときどき係官に質問をぶつけている。先日の訪問時には、「難民」での定住者と、「在特」での定住者の違いを聞いてみたところ、永住の申請をするとき「難民」のほうが配慮されるとのこと、これは納得しやすい。次に難民申請者が、「在特」を取得した後「難民」を取得することはあり得るかと聞いた所、この二つの決定は、全く別の判断で決まるので、あり得るとのこと。この答えにはびっくりした。私は「在特」というのは「難民」とは認められないけれど、人道的配慮で在留を認めると解釈していた。しかし同一人が、「在特」認定と、それに相反する「難民」認定を同時に取得できるのだ。今後もよく勉強していきたい。次に収容後難民申請した場合、収容期間はどのぐらいなのか? 昨年までは1年前後だったと思うが、今年は4ヶ月前後、短縮されるのは大いに結構、でも、恣意的決定はそろそろ・・・・。
「在特」の定義を知りたく、何かの機会に、御高説をお願いします。
返信削除なお、強制送還される人に、スーツケースの贈り物とは、これまた良いセンスですな。
K.A.
k.a.さん
返信削除「在特」とは「在留特別許可」のことで略語をうっかり使ってしまいました。難民とは認められないが、人道的見地から日本に定住してもよろしいという許可です。最近はこの許可が少しずつ増えています。
スーツケースの件ですが、帰国のために、日本で得た全財産を詰め込んで(友人に頼んで)、泣く泣く持って帰るものです。20キロまでですから、大半の所有物は捨て去ることになります。