(2008年8月4日)
親しいビルマ人とビルマの民主化について話していると、彼はいきなり「ビルマの国名を変えなきゃぁ」と言い出した。彼の主張はこうだ。「ビルマという国名はビルマ族を主体に考えた国名だ。軍事政権は、少数民族を含めた国名としてミャンマーに変えたと称している。しかしこれはおかしい。ビルマとミャンマーは口語体と文語体の違いだけであって、中身は同じだ」。この問題はこのブログの(38)でも触れたが、突然ビルマ人から国名変更といわれるといささかショックである。日本にいる民主化グループのビルマ人の多くは「ビルマ」を愛用しているが、その理由は「ミャンマーという国名は軍事政権が勝手に変えたものであり、承知できない」というもの。私は「ビルマの竪琴」の印象が強かったせいか、あまり意味なく「ビルマ」を愛用している。さて、この友人はどんな新国名を夢見ているのであろうか?一度聞いてみたい。
成る程、なかなか難しい問題ですな。
返信削除事情を知れば知る程、ミャンマーの表記では不適という感じ。
いささか無責任のそしりがあるけど、今後の
展開を注目しています。
K.A.
KAさん、3割いる少数民族の立場からするとビルマもミャンマーも好ましくない国名となります。単一民族の日本人にはわからないことがいっぱいあります。(N)
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