2008年8月5日火曜日

(86)豪で難民政策見直し 日本は

(2008年8月5日)
  新聞によると、豪州政府は、同国への難民申請者を強制的に収容所に隔離してきた政策を原則廃止し、「より人道的な対応を取る」と表明した。収容所に入るのは、社会に受け入れがたい危害を加えると認められた場合などに限るとし、子供と家族は収容所に送らないことも明らかにした。今後難民申請者は、審査期間中、移住者向けの定住促進用の住宅で暮らすことができるという。例外的に収容所に入った申請者についても、審査当局は3ヶ月ごとに必要性を証明しなければならない。国連によると07年の豪州への難民申請者数は3970人(日本は816人)。在日難民申請者にとっては一つの朗報である。日本では、収容される前に難民申請をすれば、多くの人は収容されないが、不法残留等で収容されてから難民申請した人は、数ヶ月以上も入管の施設に収容されている。「原則収容せず」の機運よ、高まれ!

2 件のコメント:

  1. 豪州の最新の難民政策情報、有り難く拝見。日本も改正されるといいですな。
    なお、“(10)どうしてU MINGALARと呼ぶの”を読んで、意味が良く判ったと家内が言っていました。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    奥様にも見ていただいて恐縮です。(N)

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