2016年4月23日土曜日

(2904)ビルマかミャンマーか スーチー氏「強要せず」

  4月23日の朝日より。「皆さんが心地よいように『ミャンマー(Myanmar)』をときどき使うように私も努力している」。ミャンマーのスーチー外相は22日、各国外交団との面談で、軍事政権が1989年に「バーマ(Burma)」から変更した対外向けの英語の国名を容認する姿勢を示した。日本語のビルマに当たる「バーマ」。スーチー氏は軍政が国民の声を聴かなかったことなどを理由に、英語で発音する際は「バーマ」を使い続けてきた。スーチー氏は各国代表団に、「私は『バーマ』に慣れているからよく使うが、強要はしない」と述べた。国軍への配慮とみられる(以上)。なお同日のTBS系ニュースは、70カ国の外交団に対し、「私たちは中立で全世界との友好的な協力関係を築いていく方針」と説明、民主化への協力を求めた。テインセイン前政権の方針を踏襲する。

2 件のコメント:

  1. さすがスーチーさん。言っていることがよく分かる。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    スーチさんは、民主化を進めながら、軍との協調にも気を配っている。大変な努力だと思う。

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