2016年4月7日木曜日

(2888)スーチー氏与党に軍反発

  4月7日の朝日より。NLDのスーチー党首は6日、強い権限を持つ新設の「国家顧問」に就任した。名実ともに新政権を率いる形が整ったが、国家顧問を新設する法案を巡るNLDの国会運営は軍の反発を招いた。政権発足直後の軍との険悪ムードに先行きへの懸念も出ている。法案は6日にティンチョー大統領が署名して成立し、同時にスーチー氏は国家顧問に就任した。だが下院では5日、軍人議員らが一斉に起立し、法案の採決に抗議した。採決後、軍人議員団のマウンマウン准将は「民主主義を虐げる行為だ」と非難した。NLD幹部は「少なくとも副大統領より上に位置付ける意図がある」と説明。軍が政権内に送り込んだミンスエ副大統領や、国防、内務、国境の3軍人閣僚より上位になる。「NLDも軍の声に耳を傾ける姿勢は示すべき」との声もある。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんの決断だから、問題になってほしくないな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    「国家顧問」に対する軍からの意見も理解できるが、ここは軍が反省すべき問題だと思う。特に利権問題で。

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