2016年4月19日火曜日

(2900)ス-チー氏改憲に意欲、新政権 国民へ初の演説

  4月19日の朝日より。スーチー国家顧問は18日、3月末の新政権発足後、始めて国民向けに演説した。民主化の完成に向け、憲法改正や国内平和の実現などの公約に加え、国の発展のために国民の能力向上に力を入れる方針を示した。スーチー氏はNLDが昨年の総選挙時に示した国民和解や改憲の実現といった理念に基づき、政権を運営すると強調。少数民族武装勢力と包括的な停戦協定を目指す意向を示しつつ、「和平の実現と真の連邦民主国家の創設は密接に関係している。それが憲法改正が必要な理由だ」と訴えた。また「国民が傷つかず国の平穏を乱さない方法で実現する」と述べ、改憲に消極的な軍の説得に努力するとした。さらに「ミャンマーは資源が豊富と言われるが、本当に重要なのは国民の能力だ」と指摘、教育・人材育成を強調。

2 件のコメント:

  1. さすがスーチーさん、名演説。 教育・人材育成も高度に重要ですな。

    K.A.

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  2. K.A,さん
    同感です。本来ならばもっと早く発表すべきだったと思います。軍からの意地悪によって延ばされたのでしょうが。

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