2016年4月9日土曜日

(2890)ミャンマー経済牛耳る政商 「スーチー改革」で岐路に①

  3月28日の日経電子版より。軍事政権時代に力を蓄えた「政商」の経済支配が岐路に立つ。スーチー新政権が、政治経済の透明性を高めるために「軍産複合体」の癒着構造にメスを入れ始める。しかし政商の影響力は、インフラや資源開発分野で依然として絶大で、中国とも深く結びつく。巨大な政商にどう対応するか、新政権の大きな課題だ。3月12日ヤンゴン空港は、年間受け入れ能力を7倍強の2千万人に引き上げる拡張プロジェクトの第一段階となる新ターミナルビルが完成。ミャンマー最大の複合企業「アジアワールド」の総帥スティーブン・ロー氏がテインセイン大統領を出迎えていた。そして彼は中国企業幹部たちを大統領に紹介して回った。同社はロー氏の父親が創業、ネピドーの国際空港や同国最大の港湾施設を中国との太いパイプでつくった。

2 件のコメント:

  1. 課題山積。賢明なるスーチーさんの対策に期待したい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。戦前日本にも政商といわれる三菱、三井・・・・がいましたね。選び方が難しいでしょうが、スーチーさんの英知に期待しましょう。

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