2016年4月10日日曜日

(2891)ミャンマー経済牛耳る政商「スーチー改革」で岐路に②

  3月28日の日経電子版より。ロー氏のルーツはシャン州コーカン地区で、ミャンマーの中の中国だ。漢族が17世紀まで定着し、中国系少数民族の武装勢力が現在も実効支配する。ロー氏も羅平忠という中国名を持つ。ネピドーの新空港やヤンゴン国際空港のターミナルビル建設も、アジアワールド社を窓口として中国企業が多数参加した。同社はマンダレーと中国瑞麗を結ぶ道路建設を進め、今後インド洋に達する道路建設を計画。米国は経済制裁の対象にしていた同社の港湾施設の利用を突然許可せざるを得なくなった。その他、政商としてトゥートレーディングスのテイザー会長がいる。タンシュエ元上級大将の代理人として、ロシアからの武器輸入や、ヒスイ採掘、発電所建設など事業を拡大している。このほかマックスミャンマーのゾーゾー会長もいる(続)

2 件のコメント:

  1. 「スーチー改革」、毅然として前進せよ。
    しかしながら、時間をかけて相互理解することは必須。
    ミンガラ教室卒業生にも期待…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本にも児玉誉士夫なる政商がいたなあ。

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