2016年4月27日水曜日

(2908)ミャンマー沖でボート転覆 21人死亡

  4月22日のミャンマーニュースより。ミャンマー西部ラカイン州沖で60人以上が乗った船が19日に転覆し、子供9人を含む少なくとも21人が死亡したと国連報道官が発表した。乗船していたのは、ラカイン州のイスラム少数民族ロヒンギャの避難民キャンプに暮らす人々で、市場への買い出しに向かっていたとみられる。行方不明者もおり、死者はさらに増える見通しだ。ラカイン州の保安当局は事故を認めたが、犠牲者は14名であると報告。転覆の原因を当時波が荒かったためとし、乗客を「ベンガル人」だとしている。ラカイン州では2012年にイスラム教徒と仏教徒の大規模な衝突が起き、数百人が殺害された。スーチー氏は「少数民族の自治権拡大」を誓ったが、ロヒンギャの窮地に対する発言はなく、国際的に非難された。今後、新政府の対応に 注目。

2 件のコメント:

  1. 新政府としては、政権の安定が最優先課題なのでは…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ロヒンギャ問題は、スーチーさんの最大の悩みの一つでしょう。どのように処理しても批判は必ず来るので、スーチーさんが直接責任を取らないで済む方法があればよいのですが。・・・・・・ウ~ン難しい。

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