2016年4月30日土曜日

(2911)ヘイトスピーチがあぶり出す闇、スーチー氏には鬼門か③

  昨日に続く。世界宗教者平和会議ミャンマー委員会は、米国務省の助成を受け、異なる宗教間でも協力し合える宗教者の育成に取り組んでいる。紛争の元凶となる貧困の解消が重要という共通認識の下、貧しい家庭の子供や孤児たちを保護する活動も協力して実施している。日本はミャンマーに対し、2014年度にODA1235億円の支援を行っているが、宗教指導者たちはそれに謝意を述べつつ、さらなる援助を要請した。キリスト教会代表は「子どもへの質の高い教育を」、仏教会代表も「無償の義務教育を」、「社会的課題を目的とするソーシャルビジネスへの投資」を求めた。最後のフロンティア」として注目されているミャンマー、官民挙げて支援を行ってきた日本が、現地宗教指導者の求めに応じることはできるだろうか(以上)。スーチー氏の決断は?・・・・。

2 件のコメント:

  1. なるほど、無視できない要望ですな。どうすればいいのかな?
    K.A.

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  2. K,A.さん
    仏教の場合、過激な武闘派集団が存在しているし、イスラムにも過激派がいる。ご指摘の通り難しい問題です。

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