2015年10月4日日曜日

(2702)難民申請:日本、認定に壁、根強い慎重論

  10月1日の毎日新聞より。日本への難民申請は昨年5千人に上った。これに対し、認定されたのは11人、他に110人が「人道配慮」で一時的在留を認められたが、「難民認定率」は1%に満たない。原因の一つは「難民」の解釈にある。1951年に採択された難民条約は、難民を①人種、②宗教、③国籍、④特定の集団の構成員、⑤政治意見・・・を理由に迫害を受ける恐れがある人などと定義している。近年は紛争から逃れてきた人を難民とみなして保護する国も多いが、日本は条約の定義に当てはまらない人は難民と認めず、「迫害の恐れ」の有無も厳格に審査している。滝沢三郎氏は、難民を非難先以外の国が受け入れる「第3国定住」の活用や、留学生としての受入れを提案し、将来母国を再建する人材を育成するのも国際貢献ではないか」と話す。

2 件のコメント:

  1. 滝沢三郎氏の提案は、実現可能ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。こんなことから風穴を大きくしてほしいです。

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