2015年10月30日金曜日

(2728)ミャンマー総選挙:敬虔な仏教徒、変革期待と不安も

  10月28日の毎日新聞より。11月8日の総選挙は与党USDPと野党NLD、そして地域ごとの少数民族政党が参戦し、三つどもえの構図となっている。中でもラカイン州は多数派である仏教徒ラカイン族の民族意識が強く、NLDの苦戦が予測されてきた地域だ。ラカイン州はロヒンギャが多く、「民主化」後の宗教騒動の震源地となった。2010年の前回総選挙では全国でUSDPが圧勝したが、ラカイン州では民族政党が過半数を制した。今回は二つの主要民族政党が合併、「アラカン民族党」として望んでいる。スーチー氏率いるNLDには強い逆風だ。しかしスーチー氏演説会場はどこも1万超の人並だった。会場ではスーチー氏がイスラム教徒を優遇するのか質問が飛ぶ。変革への期待と、イスラム重視政策への不安が、支持者の脳裏でも 相克している。

3 件のコメント:

  1. 一抹の不安はあるが、選挙結果に興味津々‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ラカイン州での各党の得票数が気になる。ホントに興味津々です。

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  3. K.A.さん
    ラカイン州での各党の得票数が気になる。ホントに興味津々です。

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