2015年10月13日火曜日

(2711)イスラム教徒グループが、ミャンマー大統領と政府関係者を提訴

  10月9日のミャンマーニュースより。イスラム教徒グループ連合は、テインセイン大統領と政府関係者をニューヨークで提訴した。原告は、ビルマタスクフォースと19のイスラム教徒団体、及びロヒンギャのHLU氏。マンハッタン連邦裁判所に提出された訴状で、ロヒンギャは「テインセイン政権と過激派ナショナリスト僧侶による憎悪犯罪や差別大量虐殺の標的である」と主張。外国人不法行為請求権法の違反の疑いで、懲罰的損害賠償を求めている。この法律は米国外の行為でも米国の裁判所で不法行為を追求できる米国の法律。2011年の軍事政権終結後、反イスラムの感情が高まり、少なくとも200人が死亡、14万人以上が宗教による対立で迫害を受けている。ミャンマー政府は「ミャンマーが米国の連邦裁判所の訴訟を受ける理由はない」と一蹴した。

2 件のコメント:

  1. 国連に提訴する方法はないのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    もちろん国連にも提訴できると思います。なぜ米国裁判所なのか分かりません。

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