2015年10月23日金曜日

(2721)中国の16歳3300㌔逃避行 当局の監視下ミャンマーで拘束

  10月23日の朝日新聞より。渦中の少年は包卓軒さん、7月に法律家として人権問題に取り組む父と北京の空港で拘束され、天津で監禁された。旅券は取り上げられ、当局の指示で内モンゴル自治区ウランホトの祖母宅に預けられていた。10月1日朝、当局の監視をかいくぐり、迎えに来た支援者と合流した。飛行機で昆明に到着、車でミャンマー国境地帯に入り、監視が手薄な国境のフェンスを潜り抜けた。包さんと支援者はミャンマー側の街で6日に拘束され、消息を絶った。内外の支援者は「子どもの自由と人権すら奪うのか」と抗議の声を上げ、米国務省も包さんの解放を要求した。当局は反体制派組織が、少年を利用したという構図で事件を描く。包さんが拘束されたモンラーという街は黄金の三角地帯にありミャンマー政府の力も十分及ばない場所。

2 件のコメント:

  1. 包少年の強運を、切に願う‥。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    同感です。16歳という多感なとき、元気に生きてほしい。

    返信削除