2015年10月17日土曜日

(2715)民族対立 反スーチーの街 ミャンマー総選挙

  10月17日の朝日より。副題は「仏教徒〈イスラム教徒寄り〉不満」、「ロヒンギャ 投票権奪われ失望」。11月投票のミャンマー総選挙で、優勢と見られている野党NLDのスーチー党首が16日、9月からの選挙戦で初めて西部のラカイン州に入った。会場となった運動場には数千人が集まったが、「スーチー氏は仏教徒を重んじていないのか」などの厳しい質問攻めにあった。反スーチー感情の強い州都シットウェ―への訪問は見送られた。シットウェ―ではスーチー氏のポスターは一切見られない。スーチー氏は2012年に「多数派は寛大で同情的であるべきだ」と語ったが、この一言が不法移民を少数派とみなすのは納得できないと反スーチー派が強く反発。一方ロヒンギャ側は10万人のうち投票権のあるのは百人、数千人が船で逃れ大きな問題になった。

2 件のコメント:

  1. なるほど、ミャンマー総選挙は一筋縄では行きませんな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    選挙結果に大きな影響は出ませんが、仏教扇動家の存在は迷惑千万、スーチーさんも困ってしまいますね。仏典には「他宗教に暴力を」とは書いてないはず。

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