2015年10月29日木曜日

(2727)難民申請すでに5500人超 今年過去最多に

  10月29日の朝日新聞より。法務省によると、昨年に難民申請した人は前年より1740人ほど多い5千人だった。今年は10月半ばまでに5500人を超え、5年連続で過去最多を更新した。このペースで増加すれば年末には7千人に達する。国別では昨年はネパール、トルコ、スリランカ、ミャンマーの順に多く、この4カ国で6割を占めた。今年もネパールが最も多く、アジア諸国が中心。今話題のシリアからは数人だ。昨年の難民認定者はわずか11人、「人道的配慮」で在留を認めた人を含めても121人だった。認定が少ない現状には 国内外から批判が集まる。入管行政に詳しい安富慶大名誉教授は、「審査の業務が増えれば、本当に難民と言える人を速やかに救えない現状だ。保護する人数を増やすだけでなく、受け入れ後の 支援策も大切」と指摘する。

2 件のコメント:

  1. いよいよ「難民申請・保護庁」が必要になってきたのかな‥。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本の法務省は世界からのバッシングによく耐えています。そろそろ転換してはどうかな。

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