2015年10月12日月曜日

(2710)人権派弁護士息子も拘束 ミャンマー国境 中国当局が関与か

  10月12日の朝日新聞より。北京で7月に拘束された著名な女性人権派弁護士王宇氏の息子包卓軒さん(16)ら3人が今月6日、中国国境に近いミャンマーの街で、何者かに拘束され、失踪したことが関係者の話で分かった。失踪したのは包さんの他支援していたとみられる人権活動家の2人。3人は6日、雲南省との国境に近いモンラーのホテルで、現地警察の身分証を持つ約10人に連行されたが、現地警察は否定したため、中国当局が関与していた可能性もある。一帯は少数民族武装勢力が支配的で、中国人の往来も多い場所。支援者によると、3人はすでに中国に送還された可能性がある。中国当局は、7月から各地で人権派の弁護士を 国家政権転覆扇動の容疑で連行。拘束されたり、行動が制限された人は 280人を超え、監視が続いている。

2 件のコメント:

  1. 中国当局のやり方は、かつての特高警察を想起させますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    特高警察、いやな言葉。その後、弁護士グループは中国政府に対し3人の居場所や処遇を明らかにするよう要請している。

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