2014年10月24日金曜日

(2355)「働く」アジアという生き方、現地採用@ヤンゴン(下)

  10月24日の朝日新聞より(昨日に続く)。神田の喫茶店で、K氏(30)はミャンマーの人材紹介会社J-SATのN社長(43)と採用面接、提示された月給は、当時のわずか6分の1の11万円、親に反対され、上司にも引き留められたが、「開国」したばかりの新興市場での企業の運営という「経験に投資」することに決めた。ミャンマー初訪問は昨年8月、人々の活気に「ここで成功したら強い」と確信した。本音を言えば、独身で彼女もいない身軽さ故に可能だった。入社して10か月、紹介した計180人が日系企業に採用された。月給は16万円余に昇給し、月5万円は貯金できる。日本料理店も増えて居心地は悪くない。しばらくミャンマーで頑張るつもりだが、日本に戻る未来も思い描く。「田舎の岐阜で起業してもよいかな」。アジアへの転職は「日本脱出」では決してない。

2 件のコメント:

  1. Kさんの考え方は立派ですな。多くの若人の、「希望の星」になってほしい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    そうですね。同時にこのような若い人を紹介する新聞記者も立派です。

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