2014年10月12日日曜日

(2343)政治犯を含む3073名の受刑者を解放

  10月8日のミャンマーニュースより。テインセイン大統領は、3073人の受刑者に恩赦を与え、10月7日に解放した。解放された受刑者の中には、懲役100年以上を宣告されていた軍上級関係者や、軍諜報部のリーダーも含まれる。また、58人の外国人も含まれている。人権団体は、まだ数百人が投獄されたままであると推定しており、引き続きすべての政治犯の解放を求めている。テインセイン大統領は、2011年に大統領に就任して以来、すでに1000人以上の政治犯を解放している。情報省によると、「人権」、「平和と安定」、「法の支配」、「国家団結」のために受刑者を解放しているというが、来月に控えたアセアン首脳会談を見据えた恩赦との見方も。「恩赦」が慈悲深い政策であるということを、国際社会や、地域議会に向け強調する手段となりつつあるようだ。

2 件のコメント:

  1. 数百人規模の政治犯については、今後とも解放への努力が必要ですな。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    テインセイン大統領は、政略的に明らかに小出ししてますね。

    返信削除