2014年10月19日日曜日

(2350)ミャンマー南東部 軍と少数民族が戦闘

  10月19日の朝日より。タイ国境の町カレン州ミャワディ近郊で11日、食堂に止まっていたバスにロケット弾が着弾。12歳の少年を含む乗客男性ら4人が死亡。付近では少数民族カレンの武装組織「民主カレン慈善軍(DKBA)」と政府軍の戦闘が激化、10日にも州内の2か所で衝突があった。DKBAと政府軍は2011年に停戦、地域最大勢力のカレン民族同盟(KNU)も翌年1月には政府軍と停戦。しかし9月に入って戦闘が再開、KNUと政府軍の間でも衝突が起きた。政府はカレン州で計画するダム建設予定地から、武装勢力一掃のために圧力をかけている。ミャンマーでは政府と少数民族16組織が「全国停戦協定」の署名を目指しているが、9月の交渉で政府側が合意を覆し、年内合意は困難。(17日の当ブログ記載のメーソットは、ミャワディの隣のタイの町)。

2 件のコメント:

  1. 相互に不信感がある間は、だめですな。
    早く妥協点が見出せるように…。

    K.A,

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  2. K.A.さん
    少数民族地域には、宝石や、麻薬、石油の産地が点在し、それが自由に使えれば、自治OKという民族組織があります。国軍としてもそれらが欲しく、妥協は進みません。政府側が合意を覆したのも問題。

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