2014年10月10日金曜日

(2341)丸紅、ミャンマーで最先端火力発電所 タイにも送電

  10月10日の日経電子版より。丸紅は、タイ石油公社とタイ発電公社、ミャンマーの建設会社などと合弁会社を設立し、2016年までに建設を進め、20年の運転開始を目指す。総事業費は3500億円、発電能力は200万キロワット。ミャンマーでは180万キロワットの電力需要があるが、実際の発電規模は水力発電を中心に130万キロワット程度、電力は慢性的に不足し、十分な電気を工業団地に供給できない地域もある。電力需要は年7~8%拡大する見通しで、新たな発電所の必要性は高い。合弁会社の新発電所は、タニンダーリ・メイ地区に設け、発生電気の8割をタイ、2割をミャンマーに供給する。発電所は、石炭を高温、高圧(超超臨界圧)で燃焼し、二酸化炭素の発生量を2割抑えるという。丸紅は三菱日立パワーシステムズなどにも呼び掛けている。

2 件のコメント:

  1. 素晴らしい計画。早く実現してほしい…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマーで生産した電気の8割がタイに流れるということは、以前中国がやっていたように、ミャンマーの土地にダムを建設して発生電気を全量中国に送るやり方に似ていないかしら。ちょっと気になりところ。

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