2014年6月11日水曜日
(2220)ミャンマー 残る地雷の影
6月11日の朝日新聞12面。標記の大見出しの他に、「少数民族と紛争 互いに使用」、「通い慣れた森 失った足」、「十数年で3千人超が被害」、「記録なく埋設場所不明」などの小見出しが並ぶ。政府と少数民族武装勢力との和平交渉が進むミャンマーで、紛争中に埋められた地雷の被害が後を絶たない。どこに埋められたのかの記録はなく、将来、難民が帰還する際の障害になりかねない。1948年のイギリスからの独立直後から、少数民族武装勢力と政府軍の間で内戦状態が続いていた。2011年の民政移管後、17の武装勢力のうち14が政府と停戦で合意し、和平交渉を続けている。最も長く独立闘争を続けてきたカレン民族同盟は12年1月、停戦合意を結び、和平交渉に入っている。今後55万人の避難民に帰還の道が開けるが地雷の危険は続いている。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
昔からこの問題は解決しませんね、
返信削除紛争が終わったとしても、地雷の特質からして、いちど据え付けられたら半永久的に解消しなくなってしまうのでしょうか…
STさん
返信削除地雷除去機はコマツをはじめいくつかの日本企業が開発してます。他国にもあるはず、問題は費用でしょうね。ばかばかしい費用とも言えますが、結局は日本政府が負担するしかないかも。