2014年6月14日土曜日

(2223)「スーチー大統領」道険しく

  6月14日の朝日。「ミャンマー国会憲法改正に否定的」という副見出しとともに、標記の見出しが掲載された。ミャンマー国会の憲法改正実現委員会(31議員で構成)が、野党党首のスーチー氏の大統領就任を拒んでいる現憲法の条項を、改正すべきではないと決めたことが13日、分かった。これを受けて、今後国会が改正の是非を判断することになるが、スーチー氏が大統領候補として認められる可能性は低くなった。委員会のメンバーは与党議員14人、軍人議員7人、NLDは2人だけで、政権側が圧倒的に多い。与党や軍が「スーチ大統領」を認めない姿勢が明確になった(以上)。このままでは最近の経済回復も政の成果となってしまう。国民投票を実施し、憲法を改正、国名、国旗、首都を変え、経済も回復した実績は、すべて 軍政の成果なのかしら。変だ。

2 件のコメント:

  1. 誠に残念。「時に利あらず」かな。
    隠忍自重、チャンス到来を待ちましょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    現在は「経済復興期」ですが、これも軍政の20年以上にわたる戦略の一環という見方もできます。民主化を進め、経済を繁栄させたのは、「軍政の成果」とうたいあげるかもしれません。用『注目』

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