2014年5月24日土曜日

(2202)タイ国でクーデター 「学習機能」は?

  昨日・今日のニュースで、タイ国では国軍によるクーデターが発生したという。インラック前首相は23日、軍の命令に応じてバンコクの陸軍施設に出頭し、拘束されたという。インラック氏の兄であるタクシン元首相の親族や、側近らにも出頭を命じ、タクシン派への締め付けを強めている。いまのところバンコク市内は平静のようだ。しかし、24時間営業のスーパー70店を展開するイオンは、当面夜間は休止する。またローソンの31店も営業時間を短縮するという。政策の違いは、議会で論議し、多数決で決めれば済むことだ。武力による政権奪取は絶対認められない。タイでは軍部によるクーデターが頻発しているが、「民主化」とは何かを学習していない。お隣のミャンマーでは、逆に軍事政権下での民主化が進んでいる。こちらも早急に民主化の神髄を学んでほしい。

2 件のコメント:

  1. 成程、民主化の神髄とはうまい表現ですな。
    ところで、ミャンマー場合、テインセイン大統領の存在が大きいと思われますな。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    ミャンマーの場合、テインセイン大統領の存在は大きいが、憲法改正を正面切って決断するとは思えない。このままずるずるといって、最後は議会に任せるのではなかろうか。あくまでも軍政下の大統領だ。

    返信削除