2014年5月12日月曜日

(2190)中国、ミャンマーの外交に揺さぶり

  5月10日のウオールストリートジャーナルより。ミャンマーは初めて主催国となった週末のアセアン外相会議が、同国の発展を祝う場となることを期待していた。しかし首都ネピドーで開催した会議は、外交面で重大な試練に直面する場となった。アセアン会議主催国として、ベトナム・フィリピンに、中国への断固たる措置を呼びかければ、中国から怒りを買うことになる。11年にはミッソンダムの開発中止を決断し、中国との関係悪化をきたしている。一方、日本とミャンマーは前例のない規模で、経済規模を築いており、中国は対照的に減らしている。それでもミャンマーにとって、中国は貿易面で最も重要な相手だ(以上)。今回の首脳会議について、日本のマスコミは一斉に、「南シナ海自制を」、「中国けん制に一致」と報じた。写真にはテインセイン大統領の明るい顔が。

2 件のコメント:

  1. テインセイン大統領はよくやってくれますな。テインセインさん、頑張れぇ!

    K.A.

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  2. K.A.さん
    テインセイン大統領は、現行憲法を変える気は少なく、旧軍事政権の枠組みの中で民主化を進めている。2015年の総選挙でどうなるかだが、私の感じでは続投すると思う。次の4年間で憲法改正に踏み切るのでは?

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