2014年5月11日日曜日

(2189)バンコクから 不発弾事故で見えた現状

  5月11日の朝日(風)欄より。大野アジア総局長からの便りだ。バンコク北部の街で不発弾とは知らずに、誤って爆発させたカンボジア人移民労働者の死亡事故があった。しかし話が別の方向に広がった。タイには不法移民が3・400万人いると言われ、その8割がミャンマー人。少子高齢化が進むタイでは、安い労働力として200万人もの外国人労働者を必要としており、不法移民は黙認状態。例えばバンコク西方の漁業の街マハチャイでは、タイ人よりミャンマー人の方がはるかに多く、銀行ATMにミャンマー語が併記されていて、地元住民から苦情が出ている。外国人労働者とどう付き合っていくか、日本人にとっても ひとごとではない(以上)。日本の場合、ミャンマー人のように親日的な国民を呼び寄せたらいいと思うのだが、第三国定住の失敗は返す返すも残念。

2 件のコメント:

  1. 本当に、第三国定住の失敗を反面教師として推進して欲しい…。

    K.A.


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  2. K.A.さん
    同感です。民間に任したほうが、上手に進めることができると思います。

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