2017年2月9日木曜日

(3201)「スーチー後継」剛腕ヤンゴン首長が存在感

 2月8日の日経より。ヤンゴン管区の首相を務めるピョーミンテイン氏は地方政府のトップとして外資の誘致や交通渋滞などの都市問題の解決に猛スピードで取り組む。その実行力からポストスーチーの筆頭格に浮上。ヤンゴンの道路には中小企業の民営バスが市民に足を提供してきた。その旧式バスが1月16日までに姿を消した。バスの台数も4千台から2千台に半減し、旧式の車体は一掃された。またヤンゴン管区の同首相は、2百棟以上の高層ビルの建築の適法性にメスを入れ始めた。さらにヤンゴンの路上物売り屋台を強制撤去。同首相は88年学生運動の指導者として政界に足を踏み入れ15年間獄中生活を強いられた。解放後の10年、NLDが大勝するとヤンゴン管区の首相に。現在ヤンゴン管区政府は、JICAの支援を得て40年までの都市インフラのマスタープランを作成中。

2 件のコメント:

  1. 88学生運動で投獄15年の筋金入り、頼もしい政治家ですな。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A,さん
    今までスーチー氏の周辺に、頼もしい人がいませんでしたが、やっと右腕になる傑物が頭角を現した格好。期待しよう。

    返信削除