2017年2月21日火曜日

(3213)内戦で荒廃の町 平和構築のモデルに旧敵同士が観光開発

 2月21日の産経Bizより。ミャンマー政府軍と少数民族勢力カレン民族同盟(KNU)の内戦が60年続いたカレン州の町が、観光地として脚光を浴びている。2012年の停戦合意後、旧敵同士が共に観光開発を進めてきた。にぎわい始めた町で、当事者たちは平和構築のモデルにしようと奮闘している。山道を車で進み標高1200mの山頂付近に差し掛かると、人口4千のタンダウンジーの町、キリスト教会を中心とし、住民の大半はカレンだ。住民は「内戦中は銃声が響き、生きるのに精いっぱい、今は平和になり収入も増えた」という。雲海を目当てにミャンマー人旅行者も増え、週末には百人の旅行者が訪れる。カレンでは1949年に内戦が勃発、政府軍の掃討でKNUは次第に劣勢となり、停戦に至った。ビルマ民族の政府職員も「両者が協力するとは、内戦中は想像外だった」と。

2 件のコメント:

  1. めでたし、めでたし! 理想的な現実…。でも60年もの間は大変でしたな。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    ホントだ。3212が無いな。完全に私の「ポカ」だ。参ったなあ。えい、知らんかしちゃおっと。
    ところで、旧敵同士仲良くなったとのこと、スーチーさんもホッとしてるだろう。

    返信削除