2017年2月17日金曜日

(3209)軍政に幕を引くテインセイン前大統領 民主化移行には経済の土台必要 

 2月17日の朝日より。ミャンマーで軍政に幕を引いた人物がいる。昨年3月、スーチー氏率いる野党に政権を明け渡したテインセイン前大統領だ。彼は内政と外交の両面で改革を進めた。何を考えていたのか、退任後初めて本人に聞く。「軍が長く統治することはよくない」「インフラが貧弱では民主化は達成できない」「まずインフラを整え、教育を立て直す」「そのため2003年に工程表7点を策定」「それに従い憲法策定、国民投票、総選挙策定、国会での大統領選出など」「タンシュエ氏からの影響は皆無だった」「スーチー氏は敵ではない」「海外からの投資は重要、日本に感謝」「中国の電力会社による大規模ダム工事に国民はイラワジ河を破壊すると感じていたので工事を凍結」「少数民族の武装組織がいて内戦が続く」「議会軍人枠はインドネシア同様変化が起きるかも」

2 件のコメント:

  1. テインセイン前大統領、今後は、憲法改正に協力して欲しいですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    テインセイン大統領は、軍政の「工程表」をそのまま活用しただけで、しっかり「軍政」の甘い汁を吸っている。所詮軍人だ。

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