2017年2月26日日曜日

(3217)ミャンマーの中国系工場を従業員が襲撃、中国大使館が現地当局に申し入れ

 2月24日のレコードチャイナ誌より。2月23日、ミャンマーの中国系企業でストライキ中の従業員による襲撃事件が起きた。被害にあったのはヤンゴンにある中国系の衣料品工場。23日午前ストライキ中の従業員が工場内に押し入り、複数の中国籍従業員の金品を奪うなどした。工場責任者の話によれば2百~3百人が襲撃に加わり、工場を占拠。現場にいた女性は、「工場の設備を破壊した後、中国人宿舎が襲われた」と自身も現金などを入れたスーツケースが奪われたと説明。ストの原因は元従業員の復職希望が聞き入れられなかったこと。この問題を受け、在ミャンマー中国大使館は、ミャンマー外交部やヤンゴン当局に、中国人の身の安全、中国企業の財産保全のための措置を直ちに講じるように要求、首謀者を厳正に処分してほしいと伝えた。ミャンマー側は、処理すると応じた。

2 件のコメント:

  1. 中国系企業のストライキとは、興味あるニュース。でも、暴力沙汰はいけませんな。
    K.A.

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  2. K,A.さん
    ストライキの原因がどちらにあるのか不詳だが、確かに暴力沙汰は下の下だ。調停組織などミャンマーにあるのかしら?

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