2017年2月12日日曜日

(3204)マレーシアからロヒンギャ族支援の船が入港、港では仏教徒が抗議

 2月11日のミャンマーニュースより。すでに(3202)で記したが2月9日、ロヒンギャ族への支援物資を積んだマレーシア船がヤンゴン港に到着した。港では数十人の仏教徒が「ノー・ロヒンギャ」と書かれた旗と国旗を振って入港に反対した。支援を主催した組織は、今回の支援活動は、ミャンマー政府を尊重しながら、約束通り行ったものだとしている。協力団体の関係者は、「私たちはミャンマー政府の主権を尊重する。誠実に支援物資を手渡したい」と語っていた。ヤンゴン港で抗議運動を起こした仏教徒たちは、ロヒンギャ族がミャンマーに存在していることを否定している。ロヒンギャ族はベンガル人であり、バングラデシュに存在するべき民族だと主張した。仏教徒のリーダーは「ベンガル人を助けるための支援物資ならば受け入れる。ミャンマーにロヒンギャ族はいない」。

2 件のコメント:

  1. この似非仏教徒、数十人程度なので一安心。事態は、僅かながら徐々に良くなっているのでは…?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    マレーシアのロヒンギャ支援団体が、ミャンマー政府に対し極めて丁重な姿勢で発言しているのが目立つ。両者が敵対すれば東南アジアの平和は吹っ飛んでしまう。スーチー氏が軍を説得できないのは歯がゆい。

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