2017年2月4日土曜日

(3196)ロヒンギャへの人権侵害問題 国連「数百人死亡の可能性」

 2月4日の朝日より。ラカイン州でイスラム教徒ロヒンギャに対する人権侵害の報告が相次いでいる問題で、国連人権高等弁務官事務所は3日、昨年11月から続く治安部隊による掃討作戦で、数百人のロヒンギャ住民が死亡した可能性が高いとする報告書を発表した。バングラデシュに逃れた住民ら204人に聞き取り調査し、報告書にまとめた。ミャンマー政府は、組織的な人権侵害を否定しているが、国際社会の批判がさらに高まりそうだ。昨年10月、ロヒンギャとみられる武装集団が警察を襲撃。治安部隊が掃討を進めている。今回の報告では、101人の女性の半数が治安部隊による性的暴行などの被害を訴えた。報告書によると、6万6千人がバングラデシュに逃れ、2万2千人がミャンマー国内で避難民に。

2 件のコメント:

  1. 被害者のことを思うと、全く涙が出ますな。アナンさん、早く対策を…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    今回の争いは、武装集団側が警察を襲撃とあり、双方が襲撃し合っているよう。スーチーさんは発言できない状況のようだ。国内和平のために、日本が何かできないものか?

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