2017年2月6日月曜日

(3198)ロヒンギャへの人権侵害は深刻、ミャンマーで国連が調査

 2月4日のNHKニュースより。ミャンマーの人権状況について調べている国連の調査団は、ロヒンギャ人が兵士などによる無差別の殺人や、性的暴行などの被害を受けているとする報告書をまとめ、国際社会が連携してミャンマー政府に働きかけ、直ちにこうした人権侵害をやめさせるべきだと訴えた。特に去年10月にロヒンギャ武装勢力が、軍や警察を襲撃した後、当局が治安回復作戦を進めているラカイン州の人権状況を調査してきた。国連は当初現地での調査を希望してきたが、ミャンマー側が許可せず、やむを得ずバングラデシュ側から調査した。国連の人権高等弁務官は「殺人や性的暴行を治安回復作戦と呼べるのか」と非難。ミャンマー政府側は「副大統領が率いる調査委員会が独自の調査を進めもし暴行の証拠が見つかれば必要な措置を取る」と従来と異なる姿勢を発表した。

2 件のコメント:

  1. 従来と異なる姿勢は、一歩前進かも…。いずれにしても、国連がしっかり対応してほしい。前国連連事務総長
    アナンさんが、ラカイン州諮問委員長として手腕を発揮するのでは。
    K.A.

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  2. K.A,さん
    国連が動いても、軍がトップにいる以上、暗い状況が続くでしょう。スーチー氏は早く憲法改正に着手すべきでしょう。

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